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コミュニケーション

2017.04.21

第105回 コミュニケーション上手になる仕事の進め方26 仕事の一つ一つに目標を持つ

デキル社員に育てる! 社員教育の決め手

「仕事のすすめ方
◆仕事を円滑にすすめる「コミュニケーションのスキル」◆

 

 前回、「時間の使い方」についてお話しました。今回は「仕事の一つ一つに目標を持つ」についてお話します。
まず目標の意味は、目的に達するための道筋です。目的は、実現しようとして目指す事柄です。ここでは「仕事の一つ一つ」の「一つ」に目的が入ります。目的は、個人の目的と会社(部署あるいはプロジェクトチームなど)の目的があります。
 
 目標は、「細やかに・複数・具体的に」掲げると実行しやすいです。例えば環境整備を会社として目的にかかげるときの目標は、
➀環境整備がお客様にもたらす効果を全員で理解できているか
②お客様の安全・安心・信頼が視野に入っているか
③環境整備をする場所の責任者を振り分ける(できれば希望を聞いて担当を決めると、それぞれが得意分野の能力を発揮できる)
④長く持続できるよう、環境整備に使う一日の時間の適切な設定をする
⑤お客様の目線で行動に移す(身長・性別・年齢などの違いを含んで対応できるか)
以上のようなことを具体的な言葉で書きだします。
 
 個人の目的が例えば「健康のためラジオ体操を始める」でしたらその目標は、
➀周りでラジオ体操をしている人から効果を聞いてみる
②とりあえず一ヶ月は絶対続ける
③同じ時間にできないことを想定して録音をしておく
など、目的達成が可能な細やかな項目からはじめるとよいです。目標を達成した充足感の積み重ねの経験がとても大事です。

 どちらの目的に沿った目標であれ、自分にとって到達するのに易しすぎる目標、難しすぎる目標では続かない原因になってしまいます。自分を客観的に見る目も必要です。時には先輩や上司のアドバイスを仰いで下さい。アドバイスをいただくと、その先輩や上司は目標の達成まできっと温かく皆さんを見守ってくださいます。
 さらに、目標の達成経験を積むためには「いつまでに」という期限と、言える内容であれば「私は〇〇の目的のため5つの目標を達成します」と周りの方に公言するのもプラスです。有言実行する人という評価が知らないうちについてくるでしょう。また、今日一日、自分が何をするか、今日の仕事がどこに繋がっているか、頭の中だけでなく可視化できていると、今日なすべき仕事をしっかりこなせます。いざ行動してみたら、目的にあっていない目標だったということに気づくこともあるでしょう。そのようなことが起こった時は、速やかに先輩や上司に相談して下さい。
 目標を順調に進めるための一日のスケジュールはタイトすぎないようにします。勢いをもってスタートするでしょうから、あまり詰め込んでしまうと、そのようなつもりがなくても仕事の出来具合が乱暴になってしまいます。すきま時間が入るくらいのスケジュールを組んでおき、実際すきま時間が出来たときは簡単な内容の電話連絡などに使って下さい。受話器を置いたとき、他の方の声をきいて新たな刺激をいただいたと感じたり、気分転換できたりします。
 最後に、目的は二つ掲げて同時進行するより、一つに絞って進めると良いです。目的に向かうための目標は複数を同時に進行できます。目標は細やかに・具体的にという内容だからです。それが時間を有効に使うトレーニングにもなります。また目標を達成する予定の所要時間別項目は順番に進めるのではなく、うまく項目を組み合わせると集中が高まります。
 
 

 

講師紹介

松尾友子(コミュニケーションインストラクター)

「お客様に好かれてはじめてお取引が始まる」。そのためにはお客様とのコミュニケーションの大切さを社員一人ひとりが意識することが重要だと主唱。好感をもたれる「ビジネスマナー」、的確な「電話応対」、当たり前ができる「仕事の基本」など、きめ細やかな指導で、新人からベテラン社員まで多くの企...>もっと見る

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